ジュレ鎮だより。

アストルティアと岩川基地のはざまで。

夜宴館の怪異(仮)

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ようかんぐらし!

 

こんにちは。先日のアップデートで『アストルティア七不思議』がいくらか遭遇しやすくなって、しぐさ書とテキスト埋めのために、多くの冒険者がニシエヒガシエしているとかしないとか。マイナーコンテンツがにぎわうのはいいことです。

 

私は野生のヒューザが出はじめたころに「ついでだから七不思議も見たいなあ」と奮起しまして、七不思議の観測ポイントに足しげく通った覚えがあります。大巨人が本当につらかった。本当に……。

 

さてさて、現在ちょっぴりアツいコンテンツの『アストルティア七不思議』ですが、実は偽りのレンダーシアでもちょっとした怪奇現象を体験することができるんですよ。

 

――『夜宴館の怪異(仮)』。FBI時代の知り合いのローン・ガンメンから得た情報を頼りに、紫がかった空の下、昼も夜もない魔女の森を進んだ先、ひっそりとそこにある夜宴館を目指しました。

 

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この地に秩序などない。

 

夜宴館の館内でもドルボードに乗れるのですね。仮面ライダークウガのズ・メビオ・ダ戦ばりのバイクアクションを満喫したのち、私は夜宴館に潜む怪異たち(というほどのものでもなかったけれど)と対峙するのでした。

 

 

※ 以下、『夜宴館の怪異(仮)』についてのネタバレあり。

 

◇ ◇ ◇

 

今回のお話の前提として、夜宴館にはレンダーシアのサブシナリオでパイオツカイデーなおねーちゃんと対決した大広間のほかに、4つの小部屋があります。怪異とはこの小部屋で遭遇することができます。

 

アストルティア時間と連動していないとは言い切れないのですが、怪異は大広間と小部屋をつなぐ扉を出入りすることで出現します。変化が起こるポイントでただ待っていても、遭遇できないかもしれません。たぶんですけども。

 

細かな演出も含めると、館内にどれだけの怪異があるのかははっきりしていないところもあるので、この記事では私が遭遇できた怪異について各小部屋ごとにまとめて、写真なんぞを添えながら紹介していきたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

右上の小部屋 ~SCPのようなクマさんと蠢くナマモノ~

 

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棚の上に横たわるクマさん。じっと見ていると、なんだか不安な気持ちになってきます。実はこいつ――。

 

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人知れず動くんです。このクマさんの消失とともに、右上の小部屋ではちょっとした変化が起こります。

 

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壁掛けランプに蛾が集まり、

 

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あるいはヤモリが床を這いずり回り、

 

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またあるいはテーブルにそれまでは存在していなかったミシンが。

 

ほかにも床に血だまりのようななにかができるらしいのですが、2時間ねばっても現れなかったので今回は諦めました。無念なのん。

 

 

 右下の小部屋 ~そこはかとない『クロックタワー』風味~

 

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ベッドの上にある男性の肖像画。私はなぜだか初代『クロックタワー』の追跡者、シザーマンを想起してしまいます。この肖像画が――。

 

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消えます。……ええ、消えるだけです。なにさ! そんなときもあるさ!

 

ほかにもミシンが現れたり消えたりするなんていう話も聞きますが、右上の小部屋の血だまりと同じく遭遇できませんでした。無念その2なのん。

 

 

左上の小部屋 ~鏡の中の女性と純白のドレス~

 

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衣裳部屋でしょうか。この部屋には割れた鏡があります。まだ怪異は出現していないのですが、この時点ですでに、視点を移動することで鏡の中にふたりの女性の影があるような気がしてきます。そして――。

 

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くっきりと、ドレスを着た女性の姿が写りこみました。ほの暗い背景と長い髪により、彼女の表情をうかがい知ることは困難です。

 

通常、左上の小部屋にかかっている衣装は虫食いでぼろぼろなものばかりなのですが、

 

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扉の出入りを繰り返すことで、鏡の中の女性が着ていたものと思しき純白のドレスが。ほかの衣装と比べると、虫食いや汚れが極端に少ないですね。

 

 

左下の小部屋 ~蜘蛛の巣と照れやなヤモリニキ~ 

 

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扉の出入りを繰り返すことで、小部屋の壁面にびっしりと蜘蛛の巣が張られます。廃墟らしさが出て個人的に好きです。この小部屋にはさらに――。

 

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そそくさとベッドの下に隠れようとするヤモリが。どうやら天井のシャンデリアからぽとりと落ちてくることもあるようです。

 

◇ ◇ ◇

 

今回は2時間ほどの調査で、これだけの怪異――というかほとんどはちょっとした変化のようなものですけど、それらと遭遇することができました。このような隠し要素がちりばめられているマップをみると、レンダーシアはスタッフさんが魂を込めて作り上げたものなのだなと改めて感じさせられます。

 

左上の小部屋で遭遇した、鏡の中の女性。その正体は不明です。かつての夜宴館でなんらかの陰惨な事件があったのかもしれないし、なにもなかったのかもしれません。そのあたりは偽りのレンダーシアの創造主たる【あのお方】のみぞ知るといったところでしょう。こういうの好きそうですからね。【あのお方】。

 

シナリオとアイテム回収を済ませると別段足を運ぶ必要がなくなる夜宴館ですが、上記のような怪異との遭遇や新たな発見を求めて、もう一度訪れてみるのもおもしろいかもしれませんよ。……あ、でもカップルでくるのはやめてくださいね。私が嫉妬で狂いそうになりますゆえ。きぃっ!